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青面金剛尊像 本堂横回廊

木造の青面(ショウメン)金剛尊像の御厨子には文化9年(1812年)に丹波国のある人物からの寄進であることが示されている。
後の明治2年(1869年)に地元の庄屋さんからの御布施により彩色がされたと記されている。
別名 青式大金剛薬叉神(しょうしきだいこんごうやしゃじん)とも言われる。もともと人の精気を奪い血肉を食い鬼病を流行させる神であった。
太元明王に降伏してのち善神となり、この尊の呪法を修することで逆にそれを消除せしめるといわれている。
仏教式庚申信仰の拡まりの中でその功徳は 早死に免れて長生きをすることが出来るとされている。
由来としては中国の道教で説く三尸(さんし)説による。