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【布施】【持戒】【忍辱】六波羅蜜のススメ#STAY HOME

■ 六波羅蜜(ろくはらみつ)とは?

本当の幸福(悟り)を得る為の六つの実践ことです。「布施(ふせ)」、「持戒(じかい)」、「忍辱(にんにく)」、「精進(しょうじん)」、「禅定(ぜんじょう)」、「智慧(ちえ)」

「布施(ふせ)」ほどこす

人のために惜しみなく何か善いことをする。善行には有形と無形のものがあります。有形のものを財施(お金や物品などで)が代表的な形式でしょう。 無形のものは、知識や教えなどの法施、明るく優しい顔で接する眼施・和眼施、温かい言葉をかける言施、恐怖心を取り除き穏やかな心を与える無畏施、何かお手伝いする身施、善い行いをほめる心施、場所を提供する座施・舎施、などがあります。

「持戒(じかい)」つつしむ

元々は仏教の戒律(五戒や十善戒)を持する事ですが、自分で決めた事や皆で決めたルールを守った生き方で、人間らしく生活することです。自分勝手に生きるのではなく、互いに相手のことを考えながら、仲良くゆずりあっていく生活です。

「忍辱(にんにく)」しのぶ

悲しいことや辛いことがあっても、落ち込まないで頑張る事です。 物事の本質をしっかりとおさえて、時には犠牲的精神を持って困難に耐えることです。

次回は 他の三つの「六波羅蜜」についてご説明します。

※ 本文は令和2年5月12日に東寺真言宗 教学部により書かれたものであり一部は最新の状況に照らし合わせ校正致しました。

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